Windows11がまもなくロールアウトされますが、情報が全然ありません。MSのドキュメントの更新は少なく、日本語記事は当てになりません。英語版をみると、数日前に更新があったので、Windows11にアップグレードされないような設定を紹介したいと思います。
一番簡単なWindows11アップグレード停止方法
グループポリシーから止めるのが一番簡単です。「グループポリシーの編集」を開き
コンピュータの構成 > 管理用テンプレート > Windowsコンポーネント
> Windows Update > Windows Update for Business
ターゲット機能更新プログラムのバージョンを選択する
どのWindows製品バージョンから機能更新プログラムを受け取りますか？
→ Windows10
機能更新プログラムのターゲットバージョン
→ 21H1
この設定はWindows10 21H1の最新WindowsUpdate適用済みの方しか適用できませんのでご注意ください。
*以下のレジストリ値が変更されます。直接書き換え・追加で反映させることはできますが、効果があるかどうかはわかりません。
場所：HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate
名前：ProductVersion 種類：REG_SZ 値：Windows10
名前：TargetReleaseVersion 種類：REG_DWORD 値：1
名前：TargetReleaseVersionInfo 種類：REG_SZ値：21H2
個人の方はもちろん、組織(Active Directory)で管理している方も配布できます。
ただ、AD側のポリシー定義ファイルの更新が必要です。（21H1かつ最新WindowsUpdate適用済みのローカルPCからポリシーファイルをコピーして、AD側のセントラルストアに配置する必要があります。）
さてさてどうなることやら…さすがに勝手にアップデートというのはないと思いたい所です。